事業内容

TOP > 事業内容

日本道路協会は、国内外の道路の果たす多様な役割を通じて、国民生活に不可欠な道路政策のあり方を研究し、道路に関する知識の普及啓発に努め、道路及び交通 の発達を推進することを目的として、昭和22年6月に、それまで我が国道路の発展に広く貢献してきた道路改良会と日本道路技術協会の2団体が手を携えて新たに誕生したものであり、平成25年4月に社団法人から、公益目的事業として道路及び交通に関する知識の普及啓発活動を行う公益社団法人として内閣府より認定を受け、これらの公益目的事業を通じて道路の適正な建設整備、管理保全、利活用に寄与し、これにより道路利用者の安全性、利便性並びに環境保全に貢献することとしています。
本協会は、現在会員総数約7,000名を擁し、その内訳は全国の道路技術者ならびに道路関係者を中心とする個人メンバーである正会員、および都道府県、市町村、関係業界、団体よりなる特別会員、名誉会員により構成されています。

調査・研究事業

産・官・学の有識者が参画する常設の調査委員会を設置し、道路管理者、設計コンサルタント、建設業者等が道路の管理、設計等を行う際に必要な実質的な標準書とされる示方書、設計基準の解説書、マニュアル等を作成するために調査・研究事業を行っています。

▲Page Top

成果提供・普及事業

調査・研究事業の成果として、示方書、設計基準の解説書、マニュアル等の図書を発刊し、広く道路関係者の活用に供しています。さらに、産・学・官の有識者をメンバーとする編集委員会が中心となり月刊誌「道路」を発行しています。また、図書室にこれらの成果や、道路関係の図書等を保管し、一般の方の閲覧利用を行っています。

図書による成果の普及活動
「道路構造令の解説と運用」、「道路橋示方書・同解説」、「舗装の構造に関する技術基準・同解説」等、調査研究の成果を取りまとめ、事業者及び道路利用者の利便に資する情報を普及させ、適切な運用を図っています。

月刊誌「道路」の発行
最新の内外の行政・技術情報等を掲載した月刊誌「道路」を発行し、全国の道路関係者に情報提供を行っています。

講習会・日本道路会議の開催
調査研究で成果を得たもの、また現在検討中の指針、要綱、便覧等について道路関係者に対して専門的な知識の普及を図るため、全国において適時に講習会を開催しています。
また、隔年ごとに全国の道路関係者多数が参加し、シンポジウムや多くの技術論文発表等の情報交換が行われる日本道路会議を開催しています。

道路広報活動
道路に関するニーズの把握と理解に向けた広報啓発活動として、有識者との意見交換会や月刊誌「道路」への記事掲載などの啓発活動を行っています。
また、図書室の一般利用、ホームページによる道路技術の情報提供などを行っています。

▲Page Top

国際協力事業

世界道路協会(WRA通称PIARC)、世界道路連盟(IRF)、アジアオーストラレーシア道路技術協会(REAAA)等のメンバーとして国際機関の活動に参加し、世界各国との情報交換を行うともに、官・民の取りまとめ役として道路関係産業や技術の海外展開を支援しています。

▲Page Top

表彰等

道路功労者表彰

道路事業ならびに道路の愛護・美化保全・防災等に尽力された団体及び個人の方を対象として表彰を行っています。

他団体の公益事業への協力

公益事業を実施する道路関係団体へ協力を行っています。


《調査・研究事業》常設の調査委員会

■交通工学委員会
道路の構造規格、交通安全施設等に関する諸課題について検討
・地域道路規格小委員会
・交通安全小委員会
・道路構造規格小委員会

■橋梁委員会
道路橋梁に関する諸基準、便覧関係および維持管理に関する諸課題について検討
・橋梁総括構造小委員会
・鋼橋小委員会
・コンクリート橋小委員会
・下部構造小委員会
・耐震設計小委員会
・維持管理小委員会

■舗装委員会
舗装技術全般に関する諸課題について検討
・舗装マネジメント小委員会
・環境・再生利用小委員会
・舗装性能評価小委員会
・舗装設計施工小委員会

■道路土工委員会
道路土工に関する諸課題および指針便覧類について検討
・総括小委員会

■トンネル委員会
道路トンネルに関する諸課題およびトンネル構造付属施設の維持修繕管理について検討
・トンネル維持管理小委員会
・トンネル付属施設小委員会
・トンネル設計・施工小委員会

■道路震災対策委員会
道路の震災対策に関する諸課題について検討

■道路維持修繕委員会
道路の維持管理に関する諸課題について検討

国際交流への協力

1.国際会議への参加
PIARC(世界道路協会 WRA:World Road Association,通称 PIARC:Permanent International Association of Road Congress)への参加
日本道路協会は,昭和29年にPIARCに加入し,現在に至っています。また,世界道路会議が4年毎に開催され,日本も参加しています。

国際道路連盟(IRF:International Road Federation)への参加
日本道路協会は、昭和29年にIRFに加入し、奨学基金に協力するとともに、情報交換を行っています。

アジア・オーストラレーシア道路技術協会(REAAA:The Road Engineering Association of Asia and Australasia)への参加
日本道路協会は,昭和49年にREAAAに加入し,評議員会および道路技術会議にそれぞれ代表を派遣しています。

経済協力開発機構(OECD:The Organization for Economic Co-operation and Development)の道路研究計画への参加
OECD活動の道路研究計画に専門家を派遣し,各種調査委員会での調査研究成果や,技術情報の交換等OECDの活動に協力しています。

2.海外留学生研究援助
本協会では、海外へ留学する道路関係実務者に研究援助金を支給しています。

Get Adobe Reader

別ウィンドウで開きます。